総極真選手会
総極真選手会は、大石代悟範士の「流派の生命線は基本と型であり、組織の生命線は型と組手の選手育成である」のお言葉から始まりました。
しかし、現状を鑑みますと、全国各支部には選手権大会上位入賞を目指し日々稽古に励んでいる道場生も確かにおりますが、昔と違って道場の大半は少年部であり、高校生以上の道場生となると極端に少ないのが現状です。まして、大会の上位入賞を目指す一般部ともなれば都市部でさえ1~2名いるかいないかという状況です。
そこで私達は、「大会上位入賞を目指す高校生以上の選手が国内各道場より一堂に会し、定期的に強化合宿を開催し、《選手育成》及び、選手同士の《団結力》を育くむ」という趣旨の下、2019年9月に、組織の要である「型と組手の選手育成」に特化した「総極真 選手会」を結成致しました。
選手会は次のカテゴリーで結成しております。
・一般男子
・一般女子
・ユース男子(16歳以上)
・ユース女子(16歳以上)
・シニア男子(36歳以上)
・シニア女子(36歳以上)
現在、国内各道場より高校生以上の全日本クラスの実力を誇る、男女約70名の選手が登録され、
強化合宿も年に3回程度、福島県や静岡県などと場所を変えて開催しております。
また、強化合宿参加者に於いては、総極真より補助金が出ますが、全国から集まる選手の交通費などは自費で負担せざるを得ず、空手に打ち込む若者、特に学生などには大きな出費となり、なかなか強化合宿に毎回参加するのは困難な状況です。
このようなことから、総極真の未来ある有望な若い選手たちを育成すべく、「サポーター制度」を制定致しました。これは、一口 2,000 円の協賛金を募り、総極真選手会に登録している選手の強化稽古の交通費や宿泊費の他、国内および海外遠征費の補助金や選手会の備品調達等、選手会の様々な活動経費として活用しております。