宮田 純一
初段(加古川道場)2014年3月2日取得
このたびは、世界総極真公認審査会の機会をいただき、また、初段への昇段を認めていただきまして、大石最高師範に心より御礼申し上げます。
思い起こせば自分が昔から憧れていた極真空手に入門したのは49歳の時でした。激しい稽古で知られる極真空手をこの俊でやっていけるのだろうかと迷っていたところ、吉崎支部長の「大丈夫ですよ、十分できますよ。」との言葉で、入門する決心がつきました。さていざ入門してみると基本稽古でもうヘトヘト、家に帰るとグッタリという日々でしたが、それでも頑張って続けていくうちに体も慣れてきたのか、稽古について行けるようになってきました。
それでも、だんだん厳しい稽古をするようになってくると、自分の体力・根性の無さに情けなくなり気持ちが落ち込む時もありましたが、その度に最高師範の教えである「努力は無限」「継続は力なり」という言葉を思い出して稽古に励んでまいりました。また道場で共通の志を持ち、励ましあえる友人ができて、稽古に行く楽しみにもなりました。
公認審査の機会を頂いてから、稽古が終わった後の型稽古・組手稽古など、更に励んできましたが、それらは決して一人では出来ないことでした。公認審査会本番では、あまりの緊張に震える思いでした。基本・型・補強が終わり、10人組手の後半ではもう体が動かなくなってきましたが、これまで支え励まして下さった方々の顔が脳裏に浮かび、「決して諦めない心・強い心を持て」と自分に言い聞かせ、完遂することが出来ました。審査会をやり終えることが出来たのは、沢山の方々の支えや励ましがあったからこそと思います。
入門より今日までに至るご指導を頂きました支部長を始め、指導員の先輩方、道場生の皆様、ご指導・応援をありがとうございました。黒帯を頂いたいま、また初心に帰って新たな気持ちで稽古に励み、道場生の皆さんに恩返しをしていきたいと思います。
押忍